IBS(Irritable bowel syndrome)と呼ばれる事もあります。
便通異常(下痢と便秘)を繰り返す・腹痛・腹部違和感等の症状が認められる疾患です。
消化器内科などでの内視鏡検査により、他の内科的・外科的な疾患がないにも関わらず腹部症状が続く時、この疾患が疑われます。
ストレス・生理・気圧差・睡眠不足などが原因になるともいわれています。
症状の原因は完全にはわかっていませんが、脳と腸の相互作用(脳―腸連関)が関与しているのではないかとされており、やや女性に多い疾患とされています。

大切な会議や試験の前等に症状が強くなる方もおられ、トイレを気にしていないといけないなど日常生活の行動制限が認められ、外出するのが困難になるといった事も認められます。
また、腹部症状が原因で、不眠・不安・抑うつ等の症状が出ることもあります。
治療は薬物療法とストレスへの対処法を図る精神療法の組み合わせなどで行います。