夜、中々眠れない・途中で目が覚めてしまう・朝早く目が覚めてしまうといった症状が続く疾患です。
「眠れないのでは」と考えるほど緊張してしまい、さらに眠れなくなることもあります。
眠れない日が続くと、日中の疲れやだるさ、集中力の低下、気分の落ち込みやイライラ感などが出やすくなります。
不眠には様々な原因があります。
生活習慣(寝る前のスマホや不規則な生活)、心理的なストレス、うつ病等の症状、体の病気(痛みや呼吸の病気など)等が原因となりえます。
又、アルコールやタバコは不眠の原因になり得ます。

治療法としては、まず生活リズムを整える事が重要です。
適度な運動、日光を浴びる事も体内リズムを整える上で大事な事です。
薬物療法として、最近は依存性のない睡眠薬が開発され、日常臨床の中でよく使われるようになっています。